メディアのフォーマットの事でいくつか質問させてください。
DSMC2ではUDFとexfatどちらでフォーマットするのが良いのでしょうか?
周りの撮影部はexfatでフォーマットしているのですが、先日絶対UDFだというDITさんに出会い
その時理由まだ聞けなかったので、ここに書かせて頂きました。
ARRIやREDからそれぞれ認証CFastが出てますが何か仕様が違うのでしょうか。
保証の問題だけなのでしょうか。
Cfast(に限らずかもですが)を異なるメーカーのカメラ間で共有すると、カメラ本体でフォーマットしていても実はメタデータがまだ残っていて
それが影響してデータが消えるトラブルが起こるということを聞いたのですが
異なるカメラで同じメディアを共有できるように完全にフォーマットするにはどうすればいいのでしょうか?
初めましてDITの大山と申します。
概ねタキさんのコメント通りですがいくつか追記でコメントさせてもらいます。
通常UDFとFAT32の比較なら当然新しいUDFフォーマットの方が破損事故になりにくいフォーマットになると思いますがREDの場合はちょっと事情が異なります。
REDには純正の修復ソフトのREDUNDEADというソフトがあり破損事故メディアの素材を当事者が修復する場合がほとんどのケースになりますがREDUNDEADの素材修復率が4GBパーテーションで区切られている分fat32の方が高いです。
以前国内でUDFでのデータ破損事故素材のDATA修復率もかなり低い結果になっています。
そもそもEPICくらいまではFAT32しか使えなかったのでREDUNDEADがUDFの修復プログラムのアップデートが進んでないのかもしれません。
なので弊社ではREDの時は万が一のために修復率の実績が高いfat32を使用しています。
FAT32で事故が一番多いのはメディア自体のヘッダーエラーでメディア自体が認識しない場合です。
偶然起きる時もありますがほとんどはCOPY中の電源喪失かPCトラブル時の影響でヘッダーが飛んで起きるパターンです。
すみません、FAT32でした。
わかりやすくご回答頂きありがとうございました。
DSMC2を使用する場合、私は[UDF]にフォーマットしたメディアを使用します。
数年前にメディアのフォーマットに関して[FAT32]と[UDF]が選択できる様になった際にその違いを調べたのですが、[UDFの場合、ファイルの一部が破損した場合でも、破損していない部分を読み出せる]といった旨の説明を見たことがあり、それ以降[UDF]にしています。あと、これは個人の癖みたいなものかもしれませんが、[FAT32]から切り替える際はもちろんの事、使用する前に必ず[secure formatをかけてUDFにフォーマット]します。この方法でフォーマットしたメディアでトラブルにあったことがないので、現在もこの方法を続けています。ただ、タキさんのおっしゃる様に、R3Dでの収録に関しては大きな差はないのかなと思います。どちらのフォーマットでも[4GB]毎に分割されますし。
再度、タキです。
>ARRIやREDからそれぞれ認証CFastが出てますが何か仕様が違うのでしょうか。
>保証の問題だけなのでしょうか。
メーカーの規定したレギュレーション(転送速度・耐久性・放熱量など)を製品がクリアしている、もしくはクリアするよう開発されたものという意味合いです。
何かトラブルが起きた際のデータ自体の保証、という事はないようにおもいます。
DITタキです。
>DSMC2ではUDFとexfatどちらでフォーマットするのが良いのでしょうか?
UDFとFAT32ですね。
個人的にはR3D収録の場合にはそのふたつに大きな差はない(どっちでもいい)と考えています。
MOVやMXF収録に関しては、FAT32は4GBごとの分割が発生するので、
◯FAT32だと電源トラブルで正常にファイナライズできなかった場合の損失が少なくて済む
◯UDFだと分割されていないファイルを生成できる
という違いがあります。
より合理的な理由があるとしたら是非自分も知りたいです。
UDFは一部のWindows10マシンで読めないという問題があるようですが、当方では未確認です。